当院は、一般財団法人津山慈風会を経営母体とする民間病院であり、津山中央病院、津山中央クリニック、訪問看護ステーション、居宅介護事業所、老人ホームアーバンライフ・小規模多機能施設ナイスデイ二階町等からなるグループ施設と地域医療機関とも密な連携を図りながら、在宅復帰に向けた包括医療の提供に心がけています。

　入院病床は、一般急性期病床33、地域包括ケア病床8、療養病床40の合わせて81床と小規模ではありますが、「急性期から在宅までつながる医療」をモットーに取り組んでいます。診療面では糖尿病をはじめとする生活習慣病や腎臓・リウマチ・循環器・呼吸器などの慢性疾患を中心に、津山中央病院の他、岡山大学・川崎医科大学にもご支援いただき、地域の皆様に満足いただけるよう、より質の高い医療に取り組んでいます。また、社会に蔓延するに至った新型コロナウイルス感染症でありますが、その対応につきましても当院の責務として粛々と行っているところです。さらに医療人の育成も当院の使命の一つであり、当グループの看護専門学校や地域教育施設の臨床実習の場として、医療人の育成に協力させていただいています。

　慈風会のビジョンは「日本に誇れる医療サービス空間の構築」です。その実現に向け、グループ病院の一員として、「私たち津山慈風会は、地域の皆さんに優しく寄り添います」との理念を胸に刻み、患者様中心の全人的医療ケアが引き続き提供できるよう、職員一同一層努力して参ります。

　これからも皆さまのご指導、ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます